引き戸 開き戸
お家に対する要望を聞いていると、とにかく「引き戸」にしたいという話をよく聞きます。
実際に「引き戸」は便利な部分が多いので是非採用していただきたいのですが、
今回はあえて「引き戸」にデメリットはないのか?という話をしてみたいと思います。
まず「引き戸」のメリットは何か?
・開ける隙間を調整可能
・開けっ放しにしやすい
・デットスペースが少ない(開き戸に比べて)
・隣接スペースとの一体感が出やすい
・開けやすい(開ける動作が少ない)
といったところでしょうか?
さて、考えられるデメリットですが、
・隣接スペースとの気密性が落ちる
・価格が上がる
・使用できる壁面が減る
といった事が考えられます。
開き戸よりも引き戸のほうが密閉性が悪いため、音の面で考えると開き戸のほうが有利です。
また、扉の枠が大きくなるため、開き戸よりも価格が高くなります。
そして開き戸は壁側に引き込む為、開き戸より利用できる壁が少なくなります。(スイッチを付ける場所等)
お家のプランを考える際はデメリットも把握したうえで
「引き戸」を採用するとよいと思います。
営業あしの